ランドマークヴィンヤードは、鋼のプラウ(農耕具)の発明者であるジョン・ディア氏のひ孫にあたるダマリス・ディアフォード氏らによって1974年に設立されました。
その後、成長するワインコミュニティに魅了され、畑を現在のシュガーローフ山麓に移転。1993年には世界的に有名なエノロジストとして知られるヘレン・ターリー氏を招き、一気に「シャルドネメーカー」としての地位を確立しました。
ランドマークヴィンヤードの特徴は何と言っても「ブレンド」。
ソノマ郡、モントレー郡、サンタバーバラ郡など、カリフォルニアの最高級ブドウ園からブドウを調達し、ワインメーカーの手によって慎重にブレンドが行われています。
これらを天然の野生酵母で果汁を発酵させ、フランス産オーク樽でしっかり熟成させることにより、深みのある表現力豊かな風味を持つ複雑で芳香のあるワインが生まれます。
このワインは、ペタルマ、ソノマ、カーネロス、ロシアン・リバー・バレーなど14の畑、35のブロックから4週間かけて収穫が行われます。
収穫したブドウはソフトプレスで搾汁後、翌日にジュースはフレンチオークの樽に入れられ(新樽25%)、自然発酵にて醸造。
さらに、樽内マロラクティック発酵を施し10ヶ月間の樽熟成。2週間ごとに撹拌という、時間と労力を惜しまぬワイン造りが行われています。
外観はシャルトルーズイエロー。香りはマイヤーレモン、焼きリンゴ、スイカズラといった甘く妖艶なニュアンスが立ち上がります。
ボリュームのあるアタックには、熟したレモン、黄色いリンゴの皮、白桃、かすかなバタースコッチ、カモミールの花。
フィニッシュに魅力的なミネラルの質感と新鮮な酸味を持ち、軽くトーストしたブリオッシュとトロピカルフルーツを感じさせ、長く続く余韻を楽しめます。
カリフォルニアのシャルドネの中でもトップクラスの評価を受ける、ご褒美ワインや贈答用としても最適な白ワインです。
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