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2025/05/27 11:16

アートビズが注目するアート情報。
今週は、6月20日(金)から開催される、現代アーティスト、ホセ・パルラの個展「Home Away from Home」を紹介します。

同展は、KOTARO NUKAGA(六本木)とポーラ ミュージアム アネックスで同時開催されるとのこと。
NYを拠点に国際的な活躍をみせる注目の現代アーティストによる個展です。


ホセ・パルラについて

1973年、マイアミ生まれのホセ・パルラ。

アメリカ、プエルトリコ、キューバといった多様な移民文化に囲まれて育った環境から、都市生活や芸術に対する理解に深く影響を与え、同氏の作品に大きなインスピレーションを与えてきたと言います。

現在、ホセ・パルラはニューヨーク、ブルックリンを拠点に絵画、大規模な壁画、写真、ビデオ、彫刻などの多岐にわたる制作活動を行っています。

作品は、ブルックリン美術館、ザ・ブロンクス美術館、アトランタのハイ美術館、SCAD美術館、ボルチモア美術館、ノイバーガー美術館、ナショナル・ヤングアーツ財団、ゴードン・パークス財団、ゴス・マイケル財団、イスタンブール’74アーツ&カルチャーフェスティバル、ハバナビエンナーレ(キューバ)などで展示されています。

主なプロジェクト・コミッションワークには、テキサス大学オースティン校の図書館や、ワン・ワールド・トレード・センターにおける壮大な壁画「ONE: Union of the Senses」など。

パルラの痕跡を刻む行為は身体性と質感に富んでおり、加筆や消去、重ね描きといった手法を織り交ぜられることで、身体の動きを反映した絵画的な意識の流れを生み出し、視覚文化の既成概念への揺さぶりをかけています。


個展について

今回の個展「Home Away from Home」では、ひとつに限定される「ホーム」ではなく、記憶、移動、人との繋がりによって形成され、常に変化し続ける風景という視点からパルラの作品を展示。

パルラは1999年から幾度も日本を訪れており、日本の風土や文化様式からも多大な影響を受けてきているとのこと。

ポーラ ミュージアム アネックスでは、窯元で滞在制作された備前焼の作品や日本のアーティストやファッションデザイナーとのコラボレーション作品なども展示し、パルラの包括的な活動とルーツを辿るとともに、東京をテーマとしたラージスケールの新作1点を含む18点の作品を紹介。


KOTARO NUKAGAでは、日本で過ごした時間や出会いから着想を得た新作絵画が発表されます。

これまで数々の出会いによって展開をみせてきたパルラの作品群を2つの会場で一望できるこの機会に、ぜひ注目してみては。


参考

【開催概要】
ホセ・パルラ
「Home Away from Home」

KOTARO NUKAGA(六本木)
会期: 2025年6月20日(金)– 8月9日(土)
開廊時間: 11:00 – 18:00(火 – 土)
※日月祝休廊
オープニングレセプション: 2025年6月19日(木)18:00 – 20:00
※ホセ・パルラが在廊いたします。

会場: KOTARO NUKAGA(六本木)
〒106-0032 東京都港区六本木6-6-9 ピラミデビル2F

POLA Museum Annex
会期: 2025年6月20日(金)– 7月27日(日)
開廊時間: 11:00 – 19:00(入場は18:30まで)
※会期中無休 ※入場無料
会場: POLA Museum Annex
〒104-0061東京都中央区銀座1-7-7 ポーラ銀座ビル3F

協力: ユカツルノアートオフィス

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今週のアートビズが注目するアート情報は、「現代アーティスト、ホセ・パルラの個展「Home Away from Home」」でした。

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