熟した果実とスパイスの余韻が魅力の赤ワイン
名門リュルトン家の挑戦

ボルドーの名門リュルトン家の血を引くフランソワ・リュルトン氏が、スペイン・トロの地に情熱を注いで造り上げた赤ワイン。
父アンドレの代から世界の銘醸地で名声を築いてきた一族の誇りを胸に、30年以上前からトロでのワイン造りに着手。伝統と革新を融合させ、スペインの地に新たなスタイルを確立しました。
彼の探求心と研ぎ澄まされた感性は、ボデガス・カンポ・エリセオをトロ屈指の名門へと導いています。
自然を尊ぶ有機栽培と熟練技
このワインは、ティンタ・デ・トロ(テンプラニーリョ)100%。標高620〜750mの畑で伝統的な株仕立て(ゴブレ)栽培を行い、2018年に有機認証を取得しています。
低温で数日間のマセラシオン後、じっくりと時間をかけて発酵・熟成を実施。新樽のフレンチオークとナチュラルオークを使ってマロラクティック発酵を行い、深みと柔らかさを兼ね備えた味わいに仕上げられています。
旨味と熟成感の極み
深みのあるガーネットにほんのりとレンガ色のニュアンス。ドライフルーツ、リコリス、シナモンに、キノコのような熟成香が重なり、複雑で官能的な香りが広がります。
こなれたタンニンがワイン全体を包み、ふくよかな口当たりが特徴。今まさに飲み頃を迎えた味わいは、赤身肉のグリルやジビエ、すき焼きのような甘辛い肉料理とも極上の相性を見せます。
「熟成による深み」「名門リュルトン家の技」「トロの大地の個性」が見事に調和した円熟の赤ワインです。
ショップの評価
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