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2025/11/18 19:39
アートビズが注目するアート情報。
今週は、2025年11月15日(土)から2026年1月25日(日)までアニエスベー ギャラリー ブティックで開催されている、個展『MYMOVE-彫刻の逆のドローイング 彫刻を彫刻ではない方法で表現する』について紹介します。
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ぜひこの機会にご自宅でお楽しみください。
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展覧会概要について

『MYMOVE-彫刻の逆のドローイング 彫刻を彫刻ではない方法で表現する』は、小畑多丘による個展。
国内では2年ぶりの個展となり、ドローイング作品を中心に構成し、柱やガラス面、くぼみといったギャラリー空間の特徴的な構造を積極的に取り込みながら、小畑の彫刻的思考を空間全体へと展開されています。
小畑多丘について
小畑多丘の代表作は、B BOYとして培った身体感覚と動きの躍動を彫刻表現へと昇華させた「B-BOY」シリーズ。
一方、2011年以降はその探求をさらに発展させ、彫刻のためのスケッチから派生した彫刻としてのドローイングや、塗料を量として捉え、動かす行為そのものに彫刻的要素を見いだす絵画作品、置くことを前提としない彫刻としての写真、映像作品など、異なる表現領域へと実践の幅を広げ、「彫刻」という概念の拡張に挑み続けています。
2019年にドローイングを描く塗料の量をあらかじめ決めるという方法を思いつき、塗料を量として捉えることはとても彫刻的だと考えるように。
思います。置いた紙の上に直接塗料を出し、それを描くというより、なくなるまでヘラで動かし続ける。
塗料の塊は動かされ、形が変わり、薄くなり、紙にへばり付き、絵ということになる。
形が私の動きを通じて動きながら平面になる瞬間だと小畑は語ります。
動きの連続と反復を繰り返し、理想の形を直接的なアプローチのドローイングで追究し、スタディとしても描き続け蓄積させる。
小畑は、鑑賞者がドローイングを見て、なんとなく人体や動き、勢いを感じて、“なんかいいね”と思ってもらえたら嬉しいとコメントしています。
『MYMOVE-彫刻の逆のドローイング 彫刻を彫刻ではない方法で表現する』の会期は2025年11月15日(土)から2026年1月25日(日)までで、会場は東京都港区南⻘山のアニエスベー ギャラリー ブティック。
ぜひ、足を運んでみてはいかがでしょうか。
参考
■展覧会情報
会場 :アニエスベー ギャラリー ブティック(東京都港区南⻘山 5-7-25 ラ・フルール南⻘山 2F)
会期 :2025年11月15日(土) 〜 2026年1月25日(日)
休廊日 :月曜日(11月24日、1月12日を除く)
冬季休廊:2025年12月27日(土) 〜 2026年1月5日(月)
時間 :12:00〜19:00
デザイン:Azone+Associates 会場設営:LIFE LIVE
