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2025/09/22 13:55
アートビズが注目するアート情報。
今週は、東京・西麻布【WALL_alternative】で開催されている大野修の個展「Bug-Fi」を紹介します。
【WALL_alternative】は、エイベックス・クリエイター・エージェンシーが運営するスペースで、個展は9月27日(土)まで開催されているとのことです。
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アートビズでは、サステナブル シャンパン シャスネ・ダルスをはじめ「海外生産者の顔の見える商品」を取扱いしております。 今週のおすすめは、「フランス白ワイン4本セット」です。
都市と自然、アートとテクノロジーが交錯する「Bug-Fi」のように、フランス各地から集めた白ワインがそれぞれの個性を響かせ合います。爽やかさから華やかさまで、多彩な表情をグラスに映し出す特別なひとときをぜひこの機会にお楽しみください。
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大野修について

大野修は、音楽カルチャーの視点を取り入れたアプローチを基軸に、内面から湧き上がる「衝動」を創作の原動力とし、プラスチックや使えなくなった楽器など、日常にあふれる様々な人工的な素材を組み合わせて造形する「ブリコラージュ」と呼ばれる手法を用いて作品を制作するアーティスト。
1981年生まれ福岡出身の大野は、九州産業大学で彫刻表現を学び、東京藝術大学の大学院を修了。
内面から沸き起こる「衝動」を重要な要素と捉え、廃材やコンクリートなど人工的な素材を用いながらも、決して軽薄でない「もの」としての強度を保った立体作品が特徴的です。
2012年から2年半のニューヨーク 滞在中に辿り着いたブリコラージュによる制作スタイルで、「破壊と修復」を繰り返しながら素材と向き合い、時間の経過に内包された造形美を探求しています。
展示内容について

同個展では、大野の原点でもある《Chunk》シリーズに、印象的な三角錐を組み合わせた4点の新作を展示。
また、ヴィンテージギターから着想を得た《Cover》シリーズ、さらにシリーズの新たな挑戦として立体作品20点を新作発表しているほか、本展初発表の3mにわたる《Frame》シリーズも展示されているとのことです。
音楽家・梅原徹と協働したサウンドインスタレーション作品も発表。
作品と音が反射し溶け合うことで、立体的で没入感のある空間を形成します。
特別演奏も予定
会期中に併設されるバーでは本展に合わせ、大野の出身地・福岡県のワイナリーとのコラボレーションや、福岡県産の食材を使った特別メニューも提供されるとのことです。
音と視覚による新感覚の展示、この機会にぜひ楽しんでみては。
参考
【展示概要】
大野修 個展「Bug-Fi」
会期:2025年9月3日(水)〜9月27日(土)
※日曜定休
時間:18:00-24:00
会場:WALL_alternative(東京都港区西麻布4-2-4 1F)
入場:無料・予約不要