NEWS
2024/09/12 12:33
アートビズが注目するアート情報。
今週は、9月21日(土)から11月17日(日)まで開催される「日本国憲法展2024」を紹介します。
“憲法=「お堅い」イメージ”を払拭する「憲法×アート」といったユニークな企画展。
昨年に続き2度目となる今回、展覧会はPart1墨田区・Part2港区・Part3目黒区といったかたちで会期中都内3か所にて実施されます。
「日本国憲法展2024」について
「日本国憲法展」は、「憲法×アート」の組み合わせで憲法を読む人気の展覧会。
昨年に続き2度目の開催となる、「日本国憲法展2024」では、広島市現代美術館学芸員の角奈緒子氏を展示ディレクターに迎え、憲法と美術に焦点を当てます。
展示ディレクターの広島市現代美術館学芸員 角奈緒子氏
同企画展は、2019年に刊行された『日本国憲法』(松本弦人編、TAC 出版)から着想を得たもので、書籍の掲載作とは異なる新たな作品を選出し、日本国憲法の条文と組み合わせて展示。
憲法を体験し、新たな角度から見つめ直す試みとなっています。
見どころについて
昨年開催された「日本国憲法展」は、憲法記念日を中心に多くの方が来場したとのこと。
憲法とアートを組み合わせた展示は大きな話題を呼び、その様子は「朝日新聞」、「毎日新聞」、「ART iT」など多くのメディアで取り上げられました。
また、今年は角氏を展示ディレクターに迎え、多彩な作品とともに、憲法を身近に感じられる場を創出。
今年も日本国憲法の条文を、絵画、漫画、写真、オブジェなど、さまざまな美術作品とともに展示する予定です。
2024年度前期、NHK連続テレビ小説『虎に翼』の冒頭に日本国憲法第14条が登場し、日本全体で憲法への注目度が高まっている今、注目の企画展となることでしょう。
日本国憲法の公布日(文化の日)に合わせた開催となる、「日本国憲法展2024」。
アートという視点で、あらためて日本国憲法について考え直してみてはいかがでしょうか。
参考
開催概要
期間:2024年9月21日(土)〜11月17日(日)
展示ディレクター:角奈緒子(広島市現代美術館 学芸員)
観覧料:無料
会場・会期:Part1無人島プロダクション(東京・墨田区):9月21日(土)~10月12日(土)
Part2 MISA SHIN GALLERY(東京・港区):9月28日(土)~10月19日(土)
Part3青山|目黒(東京・目黒区):10月26日(土)~11月17日(日)