熟した果実香とオークの深みが魅力のカルヴァドス
五代続く職人家族の系譜
ジュール・デフリエシュは1919年、戦地から帰還したノルマンディーの地で家族とともにシードル造りを始め、1923年からはカルヴァドスの蒸留に着手。その品質と味わいは瞬く間に評判を呼びました。
以降も息子、孫、曾孫へと受け継がれ、今では五代目ギヨームが醸造学の知見を活かして革新を重ね、世界中に愛される名門へと成長。
伝統と進化を織り交ぜた家族経営の軌跡が、1本1本に宿ります。
環境と品質にこだわる果実づくり
デフリエシュ家の果樹園は、ノルマンディーに広がる45ヘクタール。40ヘクタールのリンゴ畑には1ヘクタールあたり100本以内の木を植え、果実の品質を高水準で維持しています。
持続可能な農法を取り入れ、自然と調和した果実栽培を実践。その果実を単式蒸留器で2回蒸留し、オーク樽で10年もの歳月をかけて熟成。
手間を惜しまない製法が、芯のある芳醇さと深い余韻をもたらします。
食後に香る、果実と熟成の饗宴
グラスに注いだ瞬間、アプリコットやスモモのような熟した果実の香りが立ち上がり、オーク樽由来のバニラやスパイスが重なって奥行きを演出。
10年熟成ならではの丸みと、しっかりとした骨格が同居するこのカルヴァドスは、まさに食後の特別な一杯にふさわしい存在です。
常温でゆっくり味わうのはもちろん、ミネラルウォーターで割れば香りが一層引き立ち、軽やかな余韻が楽しめます。
記念日やお祝い、心を込めた贈り物にも最適な逸品です。
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